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Swift Island Lab
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公園の芝生を並んで歩く二人の後ろ姿
歩行と計算・言葉の課題を組み合わせるという考え方

デュアルタスクウォーキング入門:歩きながら頭を使う方法

執筆:
Swift Island Lab
記事
認知機能
日付

ウォーキングが健康に良いことは広く知られています。「歩きながら計算や言葉の課題を行う」デュアルタスクウォーキングは、単純な散歩よりも頭を使う場面が増えるため、研究の対象になってきました。研究の見方と、実際に試せる手順を紹介します。

なぜ「ながら歩き」が研究されているのか

歩行は自動化された運動ですが、不整地や人混みの中では注意を使います。そこに計算や言語の課題を加えると、前頭前野や小脳など複数の領域が同時にはたらくと考えられています。

デュアルタスク条件での歩行を扱った研究は、国内外で行われています。認知機能や歩行の安定性との関連を調べた報告もありますが、対象者の年齢や課題の種類、期間によって結果は異なり、誰にでも同じ効果があると言えるわけではありません。ここでは、研究が示す方向性を踏まえた「試し方の一例」として手順を紹介します。

試し方の一例:3段階で始める

初めての方向けの一例として、次の3段階を紹介します。第1段階は「100から7を引き続ける」計算課題を歩きながら声に出す方法です。これを週3回、10分から始めます。

2週間後に第2段階として、「3の倍数のときだけ手を叩く」というルールを追加します。さらに慣れてきたら第3段階として、課題を日本語から英語に切り替えるか、逆順に数える課題に変更します。難易度を段階的に上げると、飽きずに続けやすくなります。

続けるためのコツ

デュアルタスクウォーキングを習慣化するうえで最も大切なのは、「完璧にやろうとしない」ことです。計算を間違えても、歩みを止めずに次の数字から再開する。その継続が、習慣づくりの土台になります。

また、毎日同じルートを歩くよりも、週に一度は新しいルートを選ぶことをおすすめします。見慣れない環境は、それ自体が注意を向ける練習になります。公園や川沿い、海沿いなど、季節によって景色や光の角度が変わる道は、変化に富んだ環境になります。

デュアルタスクウォーキングに必要な道具は何もありません。今日の散歩から、一つ課題を加えてみてください。

※この記事は一般的な情報提供であり、認知機能の低下や転倒の予防・治療を保証するものではありません。歩きながら課題を行うときは、交通量の多い道や段差のある場所を避け、周囲の安全を最優先にしてください。めまい・ふらつきや持病のある方、運動を制限されている方は、始める前に医師にご相談ください。

#認知機能 #ウォーキング #デュアルタスク #歩行

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